スバル360という車はクラシックカーの中でも愛嬌があり、
愛称てんとう虫と呼ばれていますが、
昆虫のてんとう虫は植物に湧いたあぶら虫を食べてくれる益虫のイメージがあります。
人から言うとあぶら虫は葉の汁を吸って変色させたり、
見た目が気持ち悪いという理由で害虫ですよね、
害虫を退治するてんとう虫は、
その丸くて赤い容姿も手伝ってか、子供にも人気がありますね、
単に人の都合なんですけど。
あぶら虫は排泄物が甘い事で
蟻と共存していたりしますが、
みんな食べるために行動しています。
東京大学大学院総合文化研究科発表の
「バイオロジー・レターズ」に掲載された内容によると、
あぶら虫(ヨシミヤアブラムシ)は巣でてんとう虫に襲われた時、
生まれたばかりの幼虫と
おばあちゃんが共同でてんとう虫に抵抗し
巣を守っている事が判明したようです。
これは子を産み終え繁殖に寄与しないものと
成虫になるまで多くの栄養と時間を必要とする幼虫が
楯になり仲間を逃がす事で
子孫の数を増やそうとしているらしのです。
滅びないための行動とは言えなかなか壮絶だと思いませんか。
コメントをお書きください