RSR-2を使用した除染について

RSR-2を使用した除染について。
お問合せが増えておりますRSR-2除染についてのQ&Aを掲載します。


Q>放射線汚染箇所に発生しているサビにセシウム等が固着して除染が困難ですがRSR-2で除染出来ますか?
A>サビと共に汚染物質を溶解(イオン化)することが可能です、溶解後の廃液に放射線物質が含まれますので回収保管など適切な処置をお勧めします。

Q>コンクリートの除染に使えますか?
A>コンクリート表面を溶解するため除染が可能です。ジョウロなどで液を撒き泡が出なくなるまで待ってブラシで軽く擦ってください。その後水洗いしてください。使用量は線量によりRSR-2の使用量を増減することで溶解量を調節できます。反応時のガスは二酸化炭素です。

Q>塗装面の除染に使えますか?
A>可能ですが、簡易なスプレー塗料や劣化した塗膜は剥がれる場合もありますので目立たない場所で確認してからお試しください。

Q>亜鉛メッキやブリキの面の除染に使えますか?
A>亜鉛コートやブリキ表面のスズが溶解して鉄の地金が露出します、除染は可能ですが、サビ止めを加工する必要があります。

Q>庭の土の除染に使えますか?
A>粘土質の土などには強く入り込むようです、効率的な方法ではありません。

Q>廃液の処理方法を教えてください。
A>放射能汚染物質がふくまれている場合、フェロシアン化鉄(プルシアンブルーなど)やゼオライトで吸着分離が可能です、方法などはご相談ください。

Q>セシウムをRSR-2で溶解(イオン化)した時に放射能汚染物質や有害物質がガスなどで発生しませんか?
A>イオン化したセシウム化合物がガスになる事はありません。コンクリートを一緒に溶解した時は二酸化炭素が発生しますので、野外又は換気を行ってください。

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